1月5日午前0時半頃、野田市スポーツ公園地先の利根川河川敷にて火災が発生しました。冬枯れで乾いた草地に強風という条件で一気に火が広がったようで、当分団到着時にはかなりの面積が焼失してました。河川敷には消火栓や防火水槽も近くに無いので消火が難しいんですよね。ちなみに元旦に初日の出を見た場所のすぐそばです。さらに言うと毎年操法大会を行っている場所のすぐ横です。かなり馴染みのある場所ですね。
到着時、常備消防が南側から放水中でした。そんなわけで野田市スポーツ公園前の消火栓から消防団のポンプ車3台、可搬ポンプ2台で連結し、火点北側を受け持つことに。
約2時間半後の午前3時に鎮火し帰庫となりました。
野田市では3日の朝にも住宅火災がありましたし、新聞紙上でも火災のニュースが増えてます。やはりこの季節は一度火が点くと燃え広がりやすいです。草地に限らず住宅も乾燥してますからね。くれぐれも火のお取り扱いにはご注意ください。
で、今回思ったこと。今回の出火場所は数年前にも出火して当分団でも出場した場所です。やはりあの時も水が無くて往生しました。あの時よりは消火栓が近くに増設されてましたがそれでもまだ遠いです。
なので、野田市が管理している野田市スポーツ公園内に消火栓を作れないかなぁ、と。公園のトイレがあるわけですから、水道管は敷設されていると思うんです。そこに一つ、消火栓を作るだけで100m近いホースを省略できるはずなんです。今回と同じ場所で出火してもポンプ車1台は省略できるでしょう。
土手の内側は国土交通省管轄でしょうし、水道管を敷設することも難しいと思います。なので公園の中に1つ、できれば2つ、あればもっとスムーズに消火できると思うんですよね。
所詮河川敷なんだから大騒ぎしなくても、なんて意見もあるようですが、ゴルフ場も隣接してますし、風向きによっては住宅に飛び火しないとも限りません。消せるなら消したほうがいいわけです。
消火栓敷設もお金の掛かることなので簡単ではないですが、火災の発生が多い場所なので無駄ではないと思うんですよね。ぜひご一考願いたいところです。
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